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XBOX ONEとPS4のソフトウェアアーキテクチャの違い

XBOX ONEとPS4のソフトウェアアーキテクチャの違い
  • XBOX ONEが8GBのメモリを採用したのは3つのOSを乗せるため
  • XBOX ONEはESRAMによりPS4と同等かそれ以上のパフォーマンスを出すことは可能
  • XBOX ONEはOSを並列で動作させるためCPUコア数と大容量メモリが必須条件だった(ゲームのためではなく)
  • PS4のGDDR5メモリ8GBはコスト面でリスクが高い
  • GDDR5供給元と推測されるサムスンとかなり安価な契約を結んでいる可能性も

Source : pc.watch.impress.co.jp

PS4とXBOX ONEはハードウェアスペックや性能差に目がいきがちですが、ソフトウェアアーキテクチャもゲームコンソールの方向性として大きな違いがありますね。XBOX ONEは本当にゲーム機じゃないし、PS4はただのゲーム機だ。

XBOX ONEはお披露目時に発表されたとおり3つのOSを搭載している。WindowsとXbox OS、そしてその2つをシームレスに切り替えるスイッチング用OSだ。たとえゲームしかしないつもりでも「絶えずバックグラウンドではWindowsが動いている」ため、XBOX ONEのメモリはゲームに最大でも5GBしか使えない。なんでWindows乗せたか・・・。

対してPS4はFreeBSDというLinuxベースのOrbis OS(オービスまたはオルビス)がメモリの1GBを専有するに留まっている。2月の発表時にも明言された通り、ゲーム録画やソーシャル機能などはゲームとは別のチップを用意することから処理能力やメモリ負荷はゲームに干渉しない設計になっている。

まさに対極的なこの2つの設計思想からは「ゲーム機としてのゲーム機であるPS4」「パソコンをダウンサイジングしたXBOX ONE」という構図がハッキリ見て取れる。

どちらが良い悪いという話ではないが、もしあなたが「ゲーム機に求める要素がゲーム」なのであれば、きっとPS4を選択するべきだし、「ゲームができる安価なパソコン」を求めるのならXBOX ONEという選択肢はありだろう。

PS4はゲーム機として高いパフォーマンスを発揮するだろう。XBOX ONEはWindowsとKinect2.0の融和によってエンターテイメントボックスとしての真価を発揮するだろう。

ゲームコンソールに何を求めるかによって、どちらも悪い選択ではないですね。

マーク・サーニー「eDRAMも検討したけど簡単なGDDR5にした」 2013-06-30 09:03
XBOX ONEはGDDR5よりも太い帯域幅を持つESRAMを実装して低速メモリDDR3の欠点を補うというアーキテクチャですが、PS4もeDRAMキャッシュを利用する方法も視野にあったようです。
XBOX ONEのESRAMはPS4のGDDR5を超える性能を実現 2013-06-29 10:40
XBOX ONEが採用している低速なDDR3の欠点を補うためのESRAM(32MB)ですが、以前報じられていた102.4GB/sより88%も高速な192GB/sが理論的に実現可能との事です。ただ読み書きが同時に行われる場合は無理らしいけど。
XBOX ONEのESRAMはPS4と比較して速いのか 2013-05-24 08:19
まだXBOX ONEの詳細な仕様がMicrosoftから開示されていない段階なので、あくまで憶測の域を出ないが、XBOX ONEとPS4ではどちらの性能が高いのかを現時点で判明している仕様で比較してみた。