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次世代ゲーム戦争、敗着の一手

次世代ゲーム戦争、敗着の一手

PS4とXBOX ONEによる次世代ゲーム機の覇権を争う戦いはE3開催を眼前に控えて勝敗を決したと言っても過言ではないだろう。少なくともゲーマーからの支持は圧倒的な差でPS4の完全勝利だ。

Youtube Movie

このSCEワールドワイド・スタジオ吉田修平さんが登場するたった22秒の動画をご覧いただきたい。この動画は「PS4で友達とゲームを共有する方法」と題した言うなればXBOX ONEのDRMを揶揄する動画だ。

明らかに会場かホテルのどこかでハンディカムにより撮影したような雑な動画だが、シンプルで訴求力の強い動画に仕上がっている。笑顔がとてもいい感じだ。この動画に寄せられているGood(高評価)の数は現時点で14万件を突破している。

つまり、ゲーマー市場が求める事はまさにコレだったんだ。そしてMicrosoftに抱いている不満もまた同様の部分だったわけだ。恐らくSCEも少なからずDRMに関する議論はあったはずだし、MSへの反響を見なければDRMは実装されていたかもしれない。

しかし、MSへの決して少なくはない批判の数々を踏まえた上でNo DRM路線を進むことになった。No DRMとは言い換えるなら「今までどおり」って事だ。これによりPS4へゲーマーからの支持は盤石なものとなっただろう。少なくともゲーマーの選択肢はPS4一択となったわけだ。

しかし、私はMicrosoftのDRMも高く評価している。なぜなら中古ゲーム問題はゲーム業界の未来を左右するほど確かに大きな問題であるためだ。中古ゲームがいくら流通しようとも、開発者にはなんの利益も返らない。それは確かにおかしいことだ。開発者は適正に評価され、利益を得る必要がある。

SCEが選んだ「今までどおり」という答えにユーザは満足しても、中古ゲーム問題が抜本的に解決することはない。つまりSCEは何らかの形で中古ゲーム問題解決に向けた努力をしなければならないということだ。

もちろんダウンロード販売を主軸にするというSCEの方向性そのものが中古ゲーム対策の一環であることは言うまでもないが、開発者がしっかりと評価されるプラットフォームにSCEはPS4を育てていく責任がある。

DRMで完全に悪者になったMicrosoftだが、批判を恐れること無くDRMを実装したその英断に賛辞を贈りたい。がんばれマイクロソフト!

E3 2013 SONY PS4発表まとめ 2013-06-11 12:15
ついにSCEからPS4に関する詳細が発表されましたね。価格はMicrosoft XBOX ONEの499ドルより100ドル安い399ドル。日本円にすると4万円程度です。かなり無難な所に落ち着いたんじゃないでしょうか。
XBOX ONEの中古ゲームソフト対策の詳細情報 2013-06-07 11:38
XBOX ONEの中古ゲームソフト対策に関する詳細がengadget.comに掲載されています。概ね既存の中古売買を踏襲できるが、イニシアチブは販売元が握っているという感じですね。うまく非難の矛先をパブリッシャーに委ねた感じです。